軽作業、自主製品の作成などの生産活動やその他の活動を通して、
生活習慣や社会性を身につけていきます。
作業訓練
主な作業内容は、「下請けの内職」 と 「自主製品作成」があります。
日々の活動は、作業訓練が主なものになります。
作業訓練のほとんどは、座った状態で手を使って行う軽作業です。
下請けの内職
試供品を台紙に貼り付ける、贈答用のタオル・おしぼりの封入作業、菓子・弁当箱の形成など、種類は様々です。また、夏期には、盆とうろうの作業が入り、竹を組むところから色紙を貼り付けるところまで、手作業でされています。
自主製品制作
編み物ができる方に毛糸たわしを編んでもらったり、チュールたわし作りや、ヘアゴム等を作成してもらうこともあります。
● 作業訓練の目的
一般就労を考えておられる方には、集中力の向上と、仕事への責任感を持つこと、人からの指示をきちんと理解すること、困ったときにはそれを伝えることができるようになることがあります。また、一般就労を考えておられない方には、仕事として、日々の暮らしの糧として行ってもらっています。
● 作業工賃
作業収入に応じた金額が支払われます。(原則時給150円~)
夏・冬・期末に手当てあり
バザーの参加
年に10回程度、西区を中心として様々な地域の行事に参加しています。
バザーでは、準備から販売、片づけまでのすべてを参加者全員で分担して行っています。それぞれに役割を持つことで仕事への責任感につながります。また、地域の方との交流を通して、あいさつや接客なども経験として学ぶことのできる場でもあります。年に数回、ハンドベルの発表の場もあります。日々の練習の成果を、たくさんの方に見ていただき、楽しんでいただけていることが、自分たちの喜びにもなっています。
ミーティング
月1回のミーティングでは、翌月の予定の確認や必要時には
全員で話し合いを行っています。
翌月に行うレクリエーションの相談や、作業所内のルールの変更が必要になったときには、全員で話し合い、全員がすごしやすい環境づくりをしていきます。
また、3月の最終日には、「年度末ミーティング」といって、契約更新やルールの再確認などを行います。
毎月1回(第四金曜日)実施
- ※原則全員参加
- ※通院・就職活動などの理由がある場合は欠席可
レクリエーション
通所者同士やスタッフとの親睦を深めるとともに、
社会性を身につけるため、さまざまな行事を行います。
レクリエーションは、月に1回程度行います。目的は、利用者の方同士、利用者と職員の親睦を深めることと、内容によっては、待ち合わせをすること、公共交通機関を利用することなどを通して社会性を身に付けること、いろいろなことを体験するなかで、利用者の方に日々の楽しみをみつけてもらうことです。
主な内容としては、お花見や、美術館鑑賞、映画鑑賞、お誕生日会、忘年会、遠足等、季節に合わせたイベントや皆で楽しめる様々な行事を企画しており、利用者の方からも行きたいところややってみたいことなどの希望を出してもらっています。
毎月1回(第二金曜日)実施
- ※原則全員参加
- ※通院・就職活動などの理由がある場合は欠席可
2カ月に1回、個別面談を行います。日々の悩み、
自分の目標についてなど、1対1でゆっくりと伺います。
2カ月に1回、個別面談を管理者兼サービス管理責任者と行います。個別支援計画の振り返りと見直しとして、日々の生活のこと、現在困っていること、今後のこと、一人ひとりに応じてゆっくりと伺います。経験豊富な指導員たちがしっかりサポートするので安心してご利用いただけます。
多数の作業の中から、その時の作業スケジュールなどに応じて、それぞれの利用者の方のペースに合わせて、難しいときにはフォローをしながら、できることを焦らず丁寧にしてもらえるように、心がけています。